Numeric Steps

可算階段の公式日記2

GGJ2012レポ

もう半月以上前ですが山田がGlobal Game Jam 2012に参加してきましたよ。

以下寄稿
●企画趣旨
あるお題をもとに自由に企画したゲームを48時間以内に作ってみんなで遊ぶ。コンテストとかではない。

●どんな人が集まったの
札幌会場だと、プログラマ半分、デザイナー(絵師、音師)半分、企画少しといった感じ。
職業は高校・専門・大学生から専門講師・Webデザイナープログラマー・プロのゲーム企画屋さんまでいてスキルも上から下まで様々。
主催者がアンケートを元に事前にチーム編成してくれたので、ぼっちでも安心。

●進行
・初日
テーマ発表から、各チーム企画会議〜作業開始。
夕方からだったので環境整える程度で一旦終了。

・二日目
徹夜組と合流して作業確認。
早い人だとラフや曲が既に上がっている。
逆に、昼ごろまで企画会議が続いているチームも幾つか。

・三日目
プログラムと素材をがっちゃんこして見た目だけはゲームになる。
提出時間までひたすら仕様変更と微調整。そして完成……完…成…?


●感想
48時間っていうのは短いようで長いようでやっぱり短い。
思ってたよりも、結構なことができるものだなぁ。
これぐらいの時間ならチームのモチベーションを維持したまま完走できるので終始お祭り気分で楽しめました。

●いろいろ

・Unityすげぇ!
・各チーム、プログラマ3〜4人、絵師2〜3人、音師1〜2人、企画1人程度の構成。
兼任の人もいたり、専属の人もいたり。どのチームも何かのプロが数人は紛れ込んでいた。
・良くも悪くも、作業の雰囲気は実際の仕事の現場に近い。楽しめるかどうかは本人次第。
・だいたいどのチームもメインプログラマが一人いて他プログラマに指示を与える形に。
・メインプログラマは、できるだけ作業を分担できる設計を考えてたのと、特に難しい部分の実装。
・Unityすげぇ!
プログラマに関しては完全に0からの人というのも若干名いたが、さすがにちょっと厳しいかも。
教えている時間のリソース消費が重い。
逆に、スキルが低くても自力で調べて進められる人なら時間がかかってもいいタスクを振り分けられるのであまり支障はなかった。

・デザイナ陣に関しては素人さんはほぼゼロでひたすら作業。
音屋さんは比較的アバウトな発注でも一晩でやってくれました
山田のチームの絵師さんには本当にフル稼働してもらっていて、2日で背景絵を一人3枚+各種部品を作ってもらいました。すげぇ!